読んでヒアリング力を高める。それは確かにあるかも。
練習を長く続けるために
『英語耳』作者は、本の構成にこんなヒントも与えてくれています。それは、ヒアリング力を高めるための洋書による読書、です。
実感。洋書を読むことの効用
ぼくは10年ほど前から洋書を意識して手に取るようにしています。目的は新鮮で確度の違う情報を取り入れるため。
それまでは会社のクライアントが外資系だったこともあり、TOEICなどを受けつつ、英語力を高めるようにしていました。ココ10年は、試験を受けることもなく、ただただ洋書を読んでいるだけ。ですが、単純にTOEIC試験の勉強をしていたころよりも英語が浮かびやすくなっているような気がします。
洋書を読みさえすれば英語力がアップするなどという論陣をはるつもりはさらさらありません(洋書を読むにいたるまで意識せず文法、語彙の勉強もまたしていたので)。ただ、読書をするほど語彙が増えるのはまた事実。
そう実感する場面もあります。個人的な趣味(ライフワーク)で武道をしています。この道場には海外からのゲスト -武道家がくるのですが彼らと話をすることもそれほど抵抗なく行うことが出来るのです。
もちろんゲストらが日本の文化に興味があるからもあるでしょう。それでも話していると、洋書の文章が頭に浮かぶことがあり、(各国発音に特徴がありますが)聴きとりが全くできないということはない。また自分が話すときも、次に出てくる言葉が出て来なくて真っ白になるということはあまりないように思います。
以上のことから、洋書を読むとヒアリング力がアップするというのも実感できる話です。
洋書を読むためのアドバイスと読書リスト
『英語耳』の作者は洋書をよむコツをいくつかと、レベル別の読書リストも提起してくれています。興味があれば読んでみてくださいね。
と、全体像をつかんだところで、いよいよ発音練習に移っていきます(ドキドキ)。
- 作者:松澤喜好
- 出版社:アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010-08-12